無意識の変化

2022 千葉県建築学生賞 最優秀賞 / JIA全国出展作品
無意識の変化
佐藤有希子(さとう ゆきこ)
 東京理科大学・理工学部・建築学科

佐藤有希子 私達はどれだけの人と関わりあい、どれだけの選択肢に気付けているだろうか?何か心に不自由がある時、私たちは自らもしくは他者から社会的刺激を遠ざけ、自分には選択肢がないと言う思い込みが生まれる。そこで、日常の延長に心を豊かにするきっかけを散りばめることで、彼らが無意識に感じていた思い込みを取り除く、新たなケア空間を提案する。本設計では、身体的ケアだけでなく、心のもやを取り除き、”1人の人間”として豊かに生きていくことが出来る場所をケア空間と定義ける。そして、ケアする/されるのように一方的な関係ではなく、お互いを信頼しあうことで成立する居場所を築くことで、様々な場所から弾き出された人々の受け皿となる。

作品シート1

作品シート2

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