選手村からサポート村へ

2018 千葉県建築学生賞 奨励賞
選手村からサポート村へ 東京2020 選手村の大会時利用と大会後利用を考えた共同住宅の提案
池羽七海(いけば ななみ)
 明海大学・不動産学部・不動産学科

池羽七海 近年の日本は出生率が減り続け人口減少超高齢化の中、空き家は増加傾向にある。それをスポーツを通じて解決する。本提案では既に存在する原案から住棟配置や住棟規模は踏襲し、東京2020のオリンピックレガシーに沿い象徴的な1 棟として計画した。選手村利用時に必要とされる用途機能から、大会終了後に継続的な価値を付加する要素や対象者、それに対する出資者も選定する。共同生活で顔を合わせやすい選手村のつくりを継続利用し大会終了後もコミュニケーションを積極的に図れる環境をつくる。対象者が明確な役割を担うことによりお互いにポジティブな影響を与えることはレガシーの延長である。モノとしての計画にとどまらず無形提案も加え選手村後を、スポーツを軸に支え合うサポート村として提案する。

作品シート1

作品シート2

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