アーティストのための音楽ホール 響心堂

2018 千葉県建築学生賞 奨励賞
アーティストのための音楽ホール 響心堂
田中章仁(たなか あきひと)
 千葉工業大学・工学部・建築都市環境学科

田中章仁 近年、物理的な欲から体感的な欲へと人々が移行している中、音楽業界でもその動向がある。しかし、「事業仕分け」が制定され、大規模な会場が次々に閉鎖や建て替えの危機にあい会場の不足が問題になり、現在でもその余波が続いている。本設計ではその会場不足を低減させるために「音楽の街」である渋谷に音楽の発信拠点を築く、そしてその拠点から発信されたアーティスト(音楽)が街に、都市にと拡大、展開されていくことで問題は軽減され音楽の持つ力が多くの人々に「響心」させていくことであろう。音楽の発信拠点となる場所としての役割を持たせるため、音楽ホールを設計することが重要となる。そのため設計手法として空間を形成する要素に音響特性と構造システムをハイブリット化させることで新たなホールのあり方の提案をする。

作品シート1

作品シート2

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