新都の船壁

2018 千葉県建築学生賞 奨励賞
新都の船壁 バングラデシュにおける新たな複合施設の提案
赤堀厚史(あかぼり あつし)
 日本大学・理工学部・海洋建築工学科

赤堀厚史 南アジアに位置するバングラデシュは自然災害大国であり,多くの被害を受けている。特にサイクロンと洪水は被害が甚大であり土地が削られ道がなくなるという事態が引き起こされている。また,同国は国土の半分以上が海抜5m 以下であり海面上昇による被害も著しい。こうした被害に対し同国の防災管理は整備が十分に施されていないのが現状である。さらに,同国には世界各国から集まる廃船の解体場がある。解体は国で行われているビジネスであり,今後も廃船の量は増え続けると予想される。本提案では防災を目的に考えると同時に廃船を利用した豊かな生活の場としての複合施設を提案する。

作品シート1

作品シート2

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